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【Excel】95%信頼区間を計算する方法

今回はExcelで95%信頼区間を計算する方法です。

使うデータ

まずデータは、あるお菓子を均等な大きさに作ったときのお菓子の重さとします。

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※下記は生データ
100.4,104.1,95.8,109,99.4,94.3,112.5,109.9,98.9,99,102.7,91.7,91,96.7,119,105.2,103.4,99.7,106.4,96.8,100.5,100.2,94.7,118.2,108.3,117.7,90.2,90.8,100.4,118.1

平均

まずは信頼区間を計算したい平均の値を出します。

平均といえばAVERAGE関数。

102.5でした。

信頼区間を計算する関数

Excelで信頼区間を計算する関数は今回はCONFIDENCE.T関数を使います。

この関数はスチューデントの T 分布を使用して、母集団に対する信頼区間を求めます。

引数には有意水準標準偏差と標本数を指定します。

有意水準

95%の信頼区間を計算したいので、有意水準は5%の0.05です。

標準偏差

標準偏差はSTDEV.S関数を使います。

引数にはデータを指定します。

今回はB5:D14の範囲です。

標準偏差は約8.48でした。

標本数

標本数とはデータの個数なので、COUNT関数でデータ数を出します。

データ数は30です。

計算してみる

以上踏まえてCONFIDENCE.T関数に算出した有意水準標準偏差と標本数を渡して計算します。

値は約3.16でした。

平均が102.5なので、それに3.16…にプラスマイナスします。

95%信頼区間は105.66…~99.33…になります。

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まとめ

今回はExcelで95%信頼区間を計算する方法を簡単に紹介しました。

99%も有意水準の値を変えれば算出できます。

有効活用していきたいですね。